60歳以上へのコロナワクチン3回目接種は感染率だけでなく重症化も減らす

先日友人に「3回目のコロナワクチンはいるの?」とカジュアルに質問され、「2回で重症化は防げるからいらない」ってカジュアルに返答しかけて、ググってみるとNew England Journal of Medicineに最新記事を発見、返答の誤りに気づいた。

 

3回目ワクチン不要と思ってた理由の一つは「コロナワクチンを2回接種後約半年で血中抗体価が下がるとニュースになるけれど、細胞免疫があるから重症化はしないだろう。」と考えていたから。

 

その考えは半分正しいのだけど、半分間違ってた。合ってた半分は「たとえ血中の抗体が減っても重症化はかなり防ぐことができる」。間違ってた半分は「3回目を打つと『さらに』重症化を防げる。」ってこと。

 

3回目のワクチンを打つと感染率のみならず、重症化も減ずるらしい。イスラエルのデータで60歳以上の人々が対象。New England Journal of Medicineに掲載されてて、無料で読めます。

 

以下リンクです。

New England Journal of Medicine

https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa2114255